日本運行システム

NUS TOPICS(9月号) 2025 年 9 月 1 日

法改正と二輪車について!

 2026年4月1日からの自転車交通違反者に対する青切符制度がはじまります。以前に比べて道路上に自転車ナビマークと自転車ナビラインが増えてきているように感じます。これらは自転車が通行すべき部分や進行すべき方向を明示していますので、自転車は矢印の向きに進行しなければなりません。
 自動車で自転車の側方通過の際は、転倒などを予測して、しっかり間隔を保持することが大切です。今後さらに道路整備が進み、状況も大きく変わることが予想されます。警視庁の見解では、2026年4月になった途端、歩道を自転車で走行しているからといって、すぐに取り締まりの対象にはしないと発表していますが、ルール変更により事故当事者にならないよう、今からイメージ走行に努めます。

守秘義務について!

 車内でお客様に安心して業務の電話や、お客様同士の打ち合わせをしていただける空間を創ることも私達の大切な役目です。
 私達USTは業務上、守秘義務が重要項目である事を十分認識しております。守秘義務は、秘密の保持が必要とされる職業について、法律で定められており、正当な理由なく、職務上知り得た秘密を漏らした場合は、処罰の対象となることが定められています。私達は、お客様との信頼関係を崩すことの無いようにするため、ドライバー同士の無駄なおしゃべりや、家族や知人への出向先での事を話したりすることの無く、守秘義務の徹底を行います。

標準装備のドライブレコーダー

 自身の身を守るという観点から、ドライブレコーダーを装備する人や企業が増えています。当初は、メーカーオプション品や車外品を後付けするのが主流でしたが、現在はメーカー標準装備が主流になりつつあります。ビルトインタイプつまりはインパネの一部になっていたりルームミラーの中や、その台座の中に埋め込まれていて、スッキリとした状態になってきています。
 それにより使用方法にも変化が出てきおり、以前であればSDカードにデータ動画が保存されていましたが、撮った画像は直接車載モニターで見るか、ケーブルを繋いでパソコンやスマホに取り込んで確認、保存するといったように進化しました。しかし当社の事故現場でのデータの取り出しでは、古いタイプの社外品等のSDカード抜き出しの方が「進化型」よりも簡単であったり、使い勝手が良い場合が散見、報告されています。
 不測の事態に備えて、自分の担当車両の機能は100%使いこなせるように、事前準備を怠りません。

業務関連報告

エゴ運転とエコ運転!  

 エゴとは、本来、認識や行動の主体としての「自我」を表す言葉ですが、通常「自分本位」や「自分勝手」などといった悪い意味で用いられることが多いようです。よってエゴ運転はマナ―を守らず、交通パートナーのことは気にしない自分勝手な運転と捉えます。
 エゴ運転は違反や事故に繋がりかねない運転で、何のメリットもありません。濁り=濁点を取れば「エゴ運転」が「エコ運転」に変わります!心の濁りを取り、人にもクルマにも環境にも優しい「エコ運転」を心掛け、燃費向上=CO2削減に努めます。