日本運行システム

NUS TOPICS (6月号) 2025 年 6 月 1 日

信号への瞬時判断

 信号待ちの車両の、スマホ操作をするドライバーを多く見かけます。運転中(走行中)の携帯操作や所持(操作していなくても)、携帯への注視は道路交通法違反行為に該当します。信号待ちの停車中にスマホ操作は、状況によっては渋滞情報やそれこそ天気急変を察知し更なる情報収集を出来るチャンスではありますが、信号待ち時間=スマホ操作時間ではありません。信号待ちにしなければならないのは信号が青へ変わった時に、より安全なスムーズ発進をするための準備時間と考えます。
 信号待ちの準備時間で道路形状の把握、信号形式の判別、歩行者や自転車、原付の存在確認等を行い、信号が青に変わって直ぐに発進するのではなく、左右の確認を忘れないようにし、この確認をすることにより、無理な信号通過車両や歩行者の思わぬ横断などに気を付けます!

ニオイ対策!

 お客様をお迎えする際、折角車両はピカピカにしていても運転手が臭ってしまっては、何にもなりません。臭いや匂いのことで、お客様に不快な気持ちを持たれないよう普段から気を付けます。具体的には、飲食の際の香りが強い食べ物(例えば、ニンニクや魚介類など)を控えることや、タバコの残り香を意識した喫煙タイミングや換気環境等です。
 体臭ケアとして、定期的な入浴(夏季は朝シャンも)やデオドラントの使用など、体臭を適切に管理することが大切となります。特に洗車後や暑い日は替えのシャツを準備します。スーツの洗濯もこまめに行います。待機中には車内の換気や消臭剤の使用などを行い、心地よい環境を保ちます。誰でも「年齢分」自分の体臭と付き合っているので、自分の匂いに「寛大」になりがちです。お互い様ですから、家族や同僚の方に「臭ってない?」と確認することも大変有効です。
 これらのマナーを守ることで、周囲との良好な関係を保ち、快適な環境を作ることで、周囲の皆様への気持ちを考えた行動を心掛けます。

ハイブリッド車のバッテリー上がりについて

 ハイブリッド車がバッテリー上がりを起こしやすいと感じられる背景には、従来のガソリン車とは異なるシステム構成で、駆動用の高電圧バッテリーとは別に、補機バッテリーというバッテリーが搭載されており、ハイブリッドシステムの起動という役割を担っていて、補機バッテリーが上がってしまうと、駆動用バッテリーが正常であってもハイブリッドシステムを起動できず、走行不能に陥ります。
 他に充電システムの特性や電装品の多さも、バッテリー上がりの原因なりますので、電装品の適切な使用など、バッテリーを消耗するようなことのないよう注意します。万が一バッテリーが上がってしまった際には、本部に連絡を行い、お客様の足を止めないようバックアップ体制を採っています。特にアルファ―ドHH40系やクラウンAZSH32型で頻発していますので注意しております。

業務関連報告

タイヤ空気圧と燃費!  

 タイヤ空気圧が変化する最も大きな原因として、外気温の変化が挙げられます。日中など外気温の高い時は空気圧が高く、夜間など外気温の低い時は空気圧が低くなります。これは温度によりタイヤ内部の空気の体積が変化することによるものです。
 タイヤ空気圧が低い状態で走行すると、燃費が悪化することが実証されています。空気圧が低いとタイヤの、たわみが生じやすくなり、スタンディングウェーブ現象が発生し、最悪の場合タイヤバーストの原因になります。当社では、出来る限りこまめにタイヤの空気圧チェックを行っています。