日本運行システム

NUS TOPICS (2月号) 2025 年 2 月 1 日

緊急走行車両へのスマートなサポート!

 運行中に緊急車両と遭遇するケースがあるります。緊急車両が接近してきた際には道路交通法第40条、緊急自動車の優先が定められています。「交差点を避けてかつ道路の左側(一方通行となっている道路においてその左側に寄ることが緊急車両の通行を妨げることになる場合は、道路の右側)に寄って一時停止しなければならない」緊急車両に道を譲るのは義務とされています。
 交通量の多い都内においては緊急車両側からマイクで指示されて、ルールとは異なる回避行動を求められることも多いので、その際は自分自身で安全をしっかり確かめた後に、その指示に従うようにします。我々は緊急車両の存在に気づいた際に、いち早くスムーズな通り道を作ることができなくてはなりません。周囲の車両状況に応じて止まる・寄る・先に進んで行くことで緊急車両を通す空間を作ることがプロの技術です。緊急車両を譲るにしてもスマートな所作に努めます!

花粉対策

 花粉症の有病率は年々増加しており、日本人の約4分の1にあたる約3000万人が罹患していると言われています。特に2月から4月に発生するスギ花粉は今や国民病とまで言われています。早めの対策を取り、業務に支障をきたさないようにします。
 花粉症の発症や症状の悪化を防ぐために、日ごろから、睡眠をよくとる、規則正しい生活習慣を身につける、適度な運動をするなどして、正常な免疫機能を保つようにします。また、鼻などの粘膜を正常に保つために、風邪をひかない、過度の飲酒をしないといったことも心掛けます。

待機中の簡易清掃

 私達USTが待機中の簡易清掃を継続的に行うことで、快適な空間を提供することはもちろん、車両の美観を保ち日常的な手入れを心掛けます。簡易清掃は目的地へ到着、お見送りした後に車を安全な場所へ停車、雑巾を持ち車を降りる。ご訪問先や会食場所での待機中に簡易清掃を行う際には、短い時間で丁寧かつ効果的なお手入れを心掛けます。
 清掃を行う際の手順は、まず車内にゴミが溜まらないように、ご訪問先到着後に不要な物を取り除きます。後部座席にある空き缶、空ペットボトル、紙くずなどを集め、捨てる場所がなければ袋に入れて一旦トランクにしまい、自宅(会社)に持ち帰ってから廃棄します。新聞や雑誌などはお客様にお尋ねしてから処理します。「毛叩きを掛ける」ことは、一見「綺麗にしている」ように見えますが、その場に「ボディの塵埃を落とす」ことにもなるので、訪問先での使用に注意します。

業務関連報告

早めのアクセルオフ!
 早めのアクセルオフは、燃費消費が約2%低減すると言われており、「エコドライブ10のすすめ」にも挙げられています。
 私達の業務にとっても、お客様の乗り心地を良くする結果につながります。フットブレーキを踏む前に、エンジンブレーキを効かせることで減速が開始されるため、減速Gをよりソフトにできます。NUSでは入社研修時から実践している運転技術ですが、早めのアクセルオフのためには、遠くの信号機を視野に入れ、信号機と横断歩道のある交差点に近づいたら歩行者信号も確認し、見える限り先の前走車両
のブレーキランプや速度変化を確認し、車間距離をしっかり確保します。いずれにしても先読みをして、余裕を持った運転をすることが、早めのアクセルオフの必須条件となります。