令和6年上半期における交通死亡事故の発生状況等死者数は、増加傾向(死者数1,182人)にあり状態別の死者数は、歩行中が445人と最も多く、歩行中の死者数は3年連続増加しています。その多くの発生時間帯は夜間で、恐ろしいのは65歳未満の夜間死者数115人のうち、32人は路上横臥(路上に座り込みや寝ている人のこと)、うち22人の66.8%が飲酒状態、次いで31人は横断歩道以外横断中で、こちらも半数を超える54.8%の17人が飲酒状態でした。
自己防衛のためにも、運転時に対歩行者が酩酊状態や飲酒によるふらつき、適切な判断が出来ない状態で我々の前に飛び出してくる危険も考えられます。道路上で人が横たわって寝ている可能性も忘れてはなりません。自分自身が事故当事者とならないよう、事故の現状を知り、危険予測を身に付けます。