日本運行システム

NUS TOPICS(5月号)負けるが勝ち、譲るが勝ち、止まるが勝ち 2024 年 5 月 1 日

負けるが勝ち、譲るが勝ち、止まるが勝ち

本年度のリスクアセスメントリーダー会議体のスローガンは 負けるが勝ち、譲るが勝ち、止まるが勝ちです。
 負けるが勝ちとは、場合によっては争わないで相手に「目先の勝ち」を譲ったほうが、自分にとって有利な結果となり、自分の「最終的な勝ち」に繋がるということわざです。我々USTに置き換えれば、業務中(運転中)に他の交通パートナー(車・バイク・自転車類・歩行者)が本来の優先ルール等に反した理不尽な行動をした場合でも、負けるが勝ちと思えば必然と違反や事故に遭わないはずです。譲るが勝ちは、「譲るが勝ち」と考えれば、自ら進んで譲り、何事もなく平穏な気持ちですれ違うことができるでしょう。止まるが勝ちは、停止線より前に車体が出てしまうと違反なので注意し、停止線ジャストで止まる車両感覚を目指して、法令遵守の意識を高めます。
 3つの勝ちをリスクアセスメントに置き換えて、そのためにはどうしたらいいのか、違反事故が一件でも少なくするためにはどうしたらいいのか?実践してまいります!

We drive with heart

 今年度のマナ―リーダー会議体のスローガンは We drive with heart となりました。私達USTは運行業務が主な仕事でありますが、常にお客様に気配りをすることが求められます。当社では挨拶や身だしなみ、管理車両の整備、安全安心な運転などを基本とすることと同時に、温かさや安らぎを提供する“おもてなし”の精神を付加することを基本としています。さまざまな交通パートナー(車・バイク・自転車類・歩行者)に危険予防・危険予測を行いながら、優しい運転を行うことで気配りのできるドライバーをアピールすると同時にお客様に喜ばれるサービス・気づかいを心掛けていきます!

メンテは愛車の健康診断

 本年の車両メンテナンスリーダー会議体の年間スローガンは、「メンテは愛車の健康診断」です。このスローガンは、USTとしてお客様の車両を管理するにあたり、日常点検、毎日洗車、週に1回以上のワックスがけを行うことで、エンジンの状態やボディーの汚れ、傷などに素早く気づき、安全かつ快適な空間を提供していくことを目的としています。
 エンジンオイルは車の血液と言われるように、エンジンの正常な動作を維持し、エンジン内部の摩擦を減らし、効率的な冷却を実現するために重要な役割を果たしています。定期的な交換は車両のパフォーマンスや耐久性を維持するために不可欠です。

業務関連報告

自転車事故10年で半減! 

 交通事故の発生数や自転車が絡んだ事故が、ここ10年で半減したにも関わらず、自転車と歩行者がぶつかってケガ人が出た事故は12%増えたことが警視庁のデータから分かりました。歩行者が死亡したり重傷を負ったりした事故は年間300件前後で高止まりしたいます。
 警視庁の調べでは、ケガ人がいた交通事故の発生総数は全国で半減し、自転車が関わった事故も減っています。一方、ケガ人が出た自転車と歩行者の事故は増えています。被害者が死亡もしくは重傷を負った重大な事故の発生はここ10年、ほとんど変わっておらず事故の半数近くが歩道や横断歩道上で起きています。
 自転車はやむを得ない場合を除き13~69歳は原則、車道を走らなければなりませんが、徹底されていないのが現状です。