日本運行システム

NUS TOPICS(3月号) 2024 年 3 月 1 日

もしかしたら・・・かもしれない!

 歩行者や自転車など様々な交通パートナーと寄り添わなければならない道路交通の場において、法の遵守だけでは事故は防げません。故意に法を無視する者、ついうっかり間違える方など残念ながら、様々な交通パートナーが存在していることを前提としなければなりません。
 「駐車場で歩行者に車が突っ込み・・・」このような事故を数年前からよく耳にします。歩行者としても事故に巻き込まれない為には、日常から色々な場所や他者の動きを観察して、自分を守る行動をしなければなりません。
 日頃の運行時における「もしかしたら・・・かもしれない!」は、あらゆる場所で、その時々に応じて瞬時に色々と考え、そのために事故事例や危険予測など自分自身で考慮します。「どうせ・・・だろう」や「相手がよけるべき」や「何も考えず漠然運転」は厳禁で、常に「もしかしたら」と危機感を忘れず自分を自分で守り続けます!

お客様とは適切な距離感で!

 業務中車内にて、お客様と会話する事もあります。特に、長年同じお客様をお乗せしていると段々と、友人や家族のような口調や言葉遣いになってしまっている運転手がいるようです。
 我々USTは黒衣(くろこ)であり、お客様の会社の社員ではありません。お客様の会話に割り込んだり、話しかけたり、踏み込んだりなどの余計な、おしゃべり会話はいたしません。業務についての会話は勿論の事、私的な会話もすることもあると思いますが、常に適切な距離感とメリハリを忘れずに意識します!

車両盗難の傾向と対策

 私達は、お客様の大切な資産である車両を管理していますので、盗難にあわないために万全の対策を心掛けます。近年はテクノロジーの進化とともに、自動車盗難の手口も高度化しています。ガラスを割るような荒っぽいやり方は少なく、自動車に使われている技術を逆手に取った手口が増えています。
 リレーアタック、コードグラバーなどスマートキーが発信する電波を悪用した手口や、CANインベーダーという車両のコンピューターネットワークに直接アクセスする手口があますが、各担当がお客様のニーズに合わせて対策を採ります。また、駐車場は防犯性の高い場所や、防犯性の高い駐車場を可能な限り選びます。

業務関連報告

化石燃料から再生可能エネルギーへ! 

 国際エネルギー機関(IEA)視庁によりますと太陽光や風力など再生可能エネルギーが2025年に石炭を抜いて最大の電源になる見通しとのことです。ロシアによるウクライナ侵攻が化石燃料の高騰と供給不安を世界で引き起こしてます。そのため多くの国がエネルギーを他国に過度に依存するのは大きなリスクになると教訓を得て、再生可能エネルギーの拡大を目指し始めました。
 最も伸びると予想されるものが、太陽光で、2026年に天然ガスを、2027年に石炭を抜く見通しです。原材料の高騰で発電コストは増えるものの、大半の国では「最も低コストの電源」となります。また、風力は2027年には水力を抜き、太陽光、石炭、ガスに続く4番目の電源になります。2027年までに増える再生可能エネルギーのうち、太陽光と風力が大半を占めることになりCO2削減に結びつくことが予想されます。