日本運行システム

NUS TOPICS(11月号) 2023 年 11 月 1 日

交差点の通行方法と注意すべき交差点!

 昨年(令和4年度)も、人身事故30,170件、死傷者数33,561人と多くの方々が犠牲となっています。我々はそのような危険と隣り合わせでハンドルを握っていることを忘れてはなりません。全交通事故件数に占める49.7%が交差点及び交差点付近で発生しております。また、交差点及び交差点付近での死者数は全体の63.6%と多くを占めております。
 一般社団法人日本損害保険協会が交差点で発生した事故のワースト5か所を発表しています。ワースト1位の熊野町交差点(首都高5号線北池袋出口の先、山手通りの側道と川越街道が交わる場所)では19件の事故が発生しており、そのうち14件が右折時の事故となっております。交差点の特徴を知るか知らないかで、リスク管理も変わってくると思います。それにより早く広く危険を予測して、事故を未然に防ぐことが可能になると考えます。

健康診断

 当社では毎年10~11月に定期健康診断を実施しています。(60歳以上はもう1回)検査項目は、胸部レントゲンや血液検査などはもちろんのこと、脳ドック(50歳以上対象)や大腸がん検査があります。同時に4種混合ワクチンのインフルエンザ予防接種も実施します。
 健康診断は、現在の身体の状態を正しく把握し、病気の早期発見や病気そのものの予防につなげることが目的です。健康維持のため、健康診断を受診し、自分自身の体のメンテナンスを行い、外面だけでなく、内面にも磨きを掛けます。お客様からの信頼のために健康は重要な項目です。自分自身の体調管理を把握し、明るい笑顔で日々の業務に取り組み「健康な運行」の継続を目指しまます。

冬用タイヤの装着時の走行!

 当社の冬用タイヤの装着コア期間は12月1日から3月31日です。管理車両のスタッドレスタイヤへの履き替えを必ず行います。冬用タイヤ装着時には、気温や路面凍結に注意して運転する必要があります。走行時の注意事項を以下に挙げてみます。
 冬用タイヤは夏用タイヤに比べて雪や氷上でのトラクションに優れていますが、スリップの可能性があることに注意します。アクセルとブレーキ、ハンドル操作を優しく行い、急発進や急停止、急ハンドルは行いません。前方の車が急ブレーキで止まった際に安全に停止できるようにします。高速道路での走行は規制速度を守り、チェーン規制などの確認も行います。首都高速や高速道路の通行止めが行われると、一般道が渋滞するので通常よりも早めの行動を心掛けます。

業務関連報告

燃費管理がSDGs! 

 近年、世界のトレンドとなっているSDGsの17の目標において,温室効果ガス削減は複数の目標に関係しています。 地球温暖化の影響による気候変動で度重なる自然災害(大雨による洪水、干ばつによる飢餓、森林火災など)の発生が地球規模で深刻な問題となっています。
 SDGsの17の目標はコンプライアンス同様に企業の社会的責任を果たすための大きな要因となります。エネルギー問題や温室効果ガス削減に直接係わることはできませんがエコドライブを通じて私達USTも自覚を持って貢献していきたいと考えます。
 ポイントの一つとして「自分の燃費を把握する」です。当社での燃費集計と結果の共有がエコドライブの効果に結びつくと捉えています。このように地道な活動を通じてエコドライブを実践してまいります。