日本運行システム

NUS TOPICS(9月号) 2023 年 9 月 1 日

高速道路での運転リスク!

 高速道路上の工事規制箇所へ衝突する事故が多発しています!これらの衝突事故の原因について、ドライバーによるアダプティブ・クルーズ・コントロール(ACC)などの「運転支援機能の過信」によるものや、スマホ閲覧などの「ながら運転」によるもと言われてます。
 衝突事故原因の一つである「運転支援機能の過信」については、運転支援機能は運転をアシストするものでしかなく、あくまでも運転の責任はドライバーです。運転支援機能がまるで自動運転であるかのように思っているドライバーが少なからずいることが高速道路でのリスクの一つになります。もうひとつの原因であるスマホの「ながら運転」ですが、一般道・高速道路を問わずスマホ操作をしながらの「ながら運転」をしているドライバーを、よく見かけます。
 「ながら運転」をしないことは勿論、このようなドライバーが少なくないことを頭に入れて業務を行います。

メモ・復唱の重要性!

 お客様や秘書の方からお電話を頂いたとき、メモを取る際には、メモを取った内容について必ず「復唱」します。電話では相手の顔が見えません。しぐさもわかりません。わかるのは「声」だけでなので、伝達力が弱くなります。電話では「聞き間違い」「聞き漏らし」「話の誤解」が起こりやすいので、会話の内容を復唱します。
 電話番号や住所のような細かい情報なら「念のため」と思い、復唱は自然とできます。しかし、たとえ簡単な内容でも、やりとりの間違いや誤解を防ぐために、復唱するようにしております。時間、場所、用件、相手の名前、連絡先。一度メモをとっても、本当に間違いがないか復唱し確認します。復唱による効果は、間違いを防ぐだけではありません。お客様にとっても「きちんと対応してくれているな」「頼りになる」というサービスに結びつくと考えます。

待機中の簡易清掃!

 ご訪問先や会食場所での待機中に簡易清掃を行う際には、短い時間で丁寧かつ効果的なお手入れを心掛けます。清掃を行う際の手順は、まず車内にゴミが溜まらないように、ご訪問先到着後に不要な物を取り除きます。後部座席にある空き缶、空ペットボトル、紙くずなどを集め、捨てる場所がなければ袋に入れて一旦トランクにしまい、自宅(会社)に持ち帰ってから廃棄します。新聞や雑誌などはお客様にお尋ねしてから処理します。
 次に座席やダッシュボード、フロアマットのほこり取り、外装の清掃、フロントガラスやウィンドウの内側外側をきれいに拭き取ります。更に室内の消臭など、私達USTが待機中の簡易清掃を継続的に行うことで、快適な空間を提供することはもちろん、車両の美観を保ち日常的な手入れを心掛けます。

業務関連報告

 現在、政府は100%電動化を推進していますが、日本でEV=電気自動車の普及が遅れている理由の一つに「充電時間の長さ」という課題があります。現状は急速充電でも満タンには80分程度かかります。日本のベンチャー企業から1時間以上も短縮できる「超高速EV充電器」の設備が開発、発表されました。再エネ(蓄電池)を利用するため、環境にもやさしく、なお且つ低コストという優れた商品で「充電時間の短縮化」と「脱炭素化」の一石二鳥を可能にします。まず、都心を中心に15カ所の充電ステーションを設置し、2030年には全国7000カ所まで拡大したいとしてます。
 日本で「超急速充電」ができるのは15カ所しかなく、1万3000カ所のアメリカと比べると大きく出遅れてます。日本のEV普及には「充電時間の問題」以外にも課題は多々ありますが、「超急速充電」の普及が大きなカギを握りそうです。超高速EV充電器の開発!