一般的に「流れに乗った速度での走行」は、正しく安全なイメージで捉えられています。しかし、その認識では安全運行に責任を持っているとは言えません。適切な速度は、走っている区間の制限速度は何キロなのか、それに対して自分が出したい速度は何キロなのか、自分が出せている速度は何キロなのか、を常時頭に入れて刻々と設定します。そして、自分のコントロール下で実際に出せている速度は何キロなのかを確認します。
制限速度を念頭に、お客様の状況、運行計画、天候、交通量等、あらゆる状況を考慮したうえで、いま出すべき速度を決めます。強い責任感を持って、走行速度を考え、流れを考慮した自己責任速度で走る。
このように「毅然運行」の具体例を述べましたが「毅然運行」を実践することは簡単なことではありません。無違反・無事故の達成には目指すべきドライバーにとって「毅然運行」は必須スキルです!