日本運行システム

NUS TOPICS(3月号) 2023 年 3 月 1 日

駐車待機ルールを再確認!

 お客様にベストポジションで乗降して頂き、ご案内する。お降り頂く時も、お乗り頂く時にも常に目の前に停めるのではなく、ゲスト側かホスト側かにより、時には目立たぬように車を寄せる技術も駆使ししながら、駐車時の駐車待機ルールとして気を使います。
 しかし、それだけを最優先させるのは自分勝手な行動となり、場合によりとても危険です。他の交通や標識など、周辺の状況と併せて判断できるように意識します。道路交通法は自分の都合のよい解釈としないよう注意が必要です。それは、客待ちでも運転者が乗車していれば駐車に該当しないといった判断です。運転者の乗車有無に関係なく、継続的に停止をしていれば、その行為は駐車になります。原則をしっかり理解しておく必要となります。
 また駐車する際には、他車からの接触防止の為に、出来る限り左側へ寄せて、ドアミラーは格納し、お客様のお車をお守りする防衛対策を心掛けます。

車内での会話の注意点!

 我々USTは黒衣(くろこ)です。お客様の会話に割り込んだり、話しかけたり、余計なおしゃべりは厳禁です。
 「親しき仲にも礼儀あり」業務について会話は勿論の事、私的な会話をすることもありますが、適切な距離感とメリハリを意識して業務にあたります。人は親しい人に対して、感謝の気持ちや遠慮がなくなってしまいがちです。どんなに付き合いが長くとも、感謝の気持ちや相手を思いやる気持ちは、初心と同じように持つようにいたします。
 さらに出向先では、その会社の「顔」であることも忘れずに業務をいたします。全USTが、あらゆる場面において爽やかで清潔感あふれる身だしなみと態度を心掛けます。

エンジンルームの徹底清掃

 見えない所まで綺麗にするという事で、私達が心掛ていることの一つがエンジンルームの清掃です。
 まず作業手順として、エンジンが必ず冷めてる状態で行います。熱い状態ですと思わぬ怪我や火傷をする可能性があります。ボンネットを開けて、しっかりと固定し、エンジンルーム内の埃や油汚れを清掃していきます。 最近の車は露出した所が少ないですが、見える範囲で手の届く所を清掃します。ここで注意している点が、水をかけないようにする事です。電装部品等が多くあり、濡れてしまうと故障の原因となり、エンジンが掛からなくなる事も起きます。エンジンルーム内を綺麗にすることで、毎日の始業点検で気づきにくい、パイプの亀裂を発見する事も出来ます。エンジンは車の心臓部分であるので日頃から綺麗にしておき、トラブルを未然に防ぐ事が大切と考えます。

業務関連報告

学校近く交差点事故続発! 

 全国で2019~2021年に発生した約100万件の人身事故のデータを分析した結果、小中学校や高校の近くの生活道路にある229カ所の交差点で、3年連続で事故が起き、1140人の方がケガをしていたことが分かりました。警察庁は市街地の事故対策として、地域を時速30キロ制限などに規制する「ゾーン30」の導入を促していますが、指定されたのはこのうち19カ所にとどまっています。
 交通事故総合分析センターによると、歩行中に事故に遭う被害者は小学校低学年の子供が最も多く、特に小学校に上がったばかりの1年生は「魔の7歳」と呼ばれています。警察庁は、こうした市街地の安全対策の一つとしてゾーン30の導入を2011年から進めています。幹線道路などに囲まれたエリアを時速30キロ規制や一方通行などにすることで、事故を3割ほど減らせるとされ、一つひとつの交差点の危険性がデータで明らかになれば、ピンポイントで規制をかけられ、効率的に事故を減らせます。