日本運行システム

NUS TOPICS(1月号) 2023 年 1 月 1 日

スタッドレスタイヤと凍結路面!

 路面凍結が発生するのは、一般的に気温3℃に下がると路面凍結の発生を覚悟しなければなりません。地面の温度が低くなりがちな「トンネルの出入り口」「交差点」「橋の上」「陽の当たらない場所」などは、特に要注意箇所となります。時速40キロから急ブレーキを踏んだ制動距離の実験では、ウエット路面が11mだったのに対してブラックアイスバーンは69.5mでした。路面が濡れているだけだろうと油断していると、いざというときに止まるのは不可能です。また夜間は更に凍結等の区別がつきづらいので慎重な運転が求められます。
 これから寒さが本番を迎える時期は、滑ることを前提とした慎重な予測運転を実施し、発進時、停止時、カーブでは急の操作をしないなど心掛けます。安心と安全の為に、当社では冬タイヤ装着期間が定めています。(スタッドレスタイヤ装着コア期間12月1日~3月31日)今年も安心と安全への追及を怠らずに、常に無違反無事故で安心安全への挑戦者で挑んでいきます!

車内の忘れもの・預かり物・落し物の注意点!

 お客様の送迎時お荷物などをお預かりする場面があります。お荷物をトランクや助手席に置き運転に集中し、お預かりしたお荷物を、目的地に到着、ドアサービス時に渡し忘れのないよういたします。付箋などを使用して忘れないよう工夫をします。落とし物についても、見ためはゴミに見える物(メモ紙など)でもお客様にとっては重要な物が、ありますので必ずお客様に確認を取ってから処分します。
 お客様が降車時、忘れ物をされる場合もあります。(携帯電話、筆記用具、手帳、冬の時期はコート、マフラーなど)。ドアサービスのタイミングで、お客様が降車する瞬間後部座席を目視し忘れ物が無いか確認、お見送りをした後、即座に後部座席の周りをしっかり確認します。

簡易掃除

 まず、お客様が乗降にともなって、ドアノブやドア、フロアマットに靴に付いた砂利やゴミが付着する場合があります。ドアノブやドアの汚れは、水拭きと空拭きで簡単で素早く済ませます。お客様がお乗りになった座席のシートやフロアマットに汚れがないか確認し、ゴミや糸くず等は手で取り除きます。お客様がご乗降されるたびに繰り返しです。
 次に、走行中に思いがけずやって来る汚れ、高架下やアンダーパスで垂れてくる水滴、前の車からのウォッシャー液、鳥の糞も、早目に水拭きと空拭きで処理します。この様に、短時間で出来る清掃ですが慌てて行うと、ボディに傷を付けてしまう事もありますから、慎重かつ丁寧に清掃します。

業務関連報告

紅白の横断歩道!
 目に鮮やかな紅白の横断歩道が、宮崎県内で次々と登場していることを御存じでしょうか!ドライバーに、より目立つようにアピールしようと、宮崎県警が信号機のない横断歩道の白い線の間を赤くカラ―塗装しました。歩行者優先の横断歩道での死亡事故が後を絶たないことから、視覚的に訴えて事故防止に繋げるのが狙いです。
 横断歩道が近くにあることを予告する道路標示のダイヤマークも赤色で縁取ったそうです。県警が横断歩道を渡ろうとする歩行者がいた場合にクルマが停止するかを調査したところ、塗装前の停車率は平均56.9%だったのに対し、塗装後は71.1%に改善しました。
 事業費は約930万円で、歩行者用信号機を設置するより費用が10分の1に抑えられ、維持費も軽減されます。歩行者事故減少のためにも、今後の広まりに期待します!