日本運行システム

NUS TOPICS(7月号) 2022 年 7 月 1 日

飲酒運転の撲滅!

4月1日からアルコールチェックに関する道路交通法施行規則が改正されました。当社は飲酒運転撲滅という目的達成のために、出向先が「安全運転管理者選任事業所」であるか否かに関わらず、全ての出向先を対象としてアルコールチェックを実施することと致しました。「対面目視」または「自撮り写メ」でのチェックを日々行っております。
10月1日からは、「安全運転管理者選任事業所」にアルコール検知器使用が義務付けられますが、先だって7月より順次検知器(単体型及びクラウド型)を導入してまいります。呼気1リットル中、0.15mg以上のアルコール量が認められると罰則の対象となり、体重60kgの人が、中ジョッキ2杯と日本酒コップ2杯を飲んだ場合、個人差や商品差がありますが、アルコールが抜け切るまで、14時間が必要になります。
私達USTは「運転のプロ」として基本的には平日の飲酒は避けます。体調管理も含め、翌日の運行業務に影響を及ぼすような、飲酒は絶対いたしません。運行に関わるものとして、また一市民として、飲酒運転撲滅のため全身全霊を込めて、あらゆる工夫と努力をしてまいります!

服装の乱れに注意!

当社でもクールビズで業務にあたる担当が多くなりました。クールビズと言っても上着無し・ネクタイ非着用や、ネクタイ無し・上着は着用など様々です。どれも楽な印象ですが、逆に言えば、服装のちょっとした乱れが、全体の印象の悪さにつながります。俥夫(しゃふ)の自覚を忘れずに適切な服装で業務にあたります。
 クールビズ期間中はネクタイを着用しない分、ワイシャツの襟やボタンが目立つようになり、だらしない襟になりがちです。襟が左右に広がったり内側に丸まってしまわないよう注意します。クールビズの時は、ワイシャツの第一ボタンを閉めません。そのため、インナーは深めのVネックを着用し、襟元から見えないようにします。業務中は基本の白一色無地ワイシャツのものを着用して、いつでも清潔にいたします。服装の乱れを無くし、第一印象を良くし、毎日気持ちよく清潔に業務にあたります。

夏場の洗車

普段の洗車では車全体に水を掛け、ゴミや埃を洗い流してからボディをタオルなどで洗っていきますが、夏の暑い日差しの下では、ボディが高温になっていることで水分がすぐに乾いてしまい、水道水にはミネラル分、またゴルフ場の洗車場の水(工業用水)には不純物が含まれている為、それらが乾く際に白いシミやウォータースポットとなり塗装面に付着してしまいます。夏の洗車に於いては、そうならない為にも炎天下を避け、日陰で出来る限りボディの温度を下げてから「部分洗い」をそれぞれ短時間で行います。水洗いの後、拭き取りを素早く行う事によりウォータースポットの発生を防ぐことが出来ます。
 さらに、ゲリラ豪雨などに遭遇した場合も、できるだけ早めに洗車を心掛けます。ボディに残った水滴は、ドーム状になる事でレンズの働きをし、結果塗装面にダメージを与え、挙句にはウォータースポットとなってこびりつきます。それらを防ぐ意味からも、できる限り早めに洗い流し、丁寧に拭きあげることで、車の美観を長持ちさせます。
 

業務関連報告

ゾーン30で重大事故減少!

指定した区域の速度制限を、30キロに制限する「ゾーン30」の取り組みにより、重大事故の発生件数が、およそ3割減少しました。「ゾーン30」は、通学路などの生活道路で歩行者の安全を守るため、クルマの最高速度を一律に制限する区域で、警察が11年前から全国で整備を進めてます。今年の「交通安全白書」によりますと「ゾーン30」の整備箇所は年々増加し、昨年度末で4186ヵ所となっています。
 このうち、令和元年度までに整備された3864ヵ所で「ゾーン30」を整備する前の年度と翌年度の死亡重傷事故の発生件数を比較したところ、全体で29.4%減少したことが分かったとしています。
 全国で悲惨な事故が相次いでいることを踏まえ、「ゾーン30」のさらなる整備や、道路にコブを設けるなどの物理的な対策と「ゾーン30」を組み合わせた「ゾーン30プラス」の推進を進めていくとしています。