日本運行システム

NUS TOPICS(3月号) 2022 年 3 月 1 日

正しい左折技術

左折する時は30メートル手前からの合図を出します。交差点が連続しているなど状況によっては合図を出さないほうがよい場合もありますが、原則しっかりと30メートル手前の合図をしなければなりません。後続車や他車、歩行者などへの気付きを与える大事なコミュニケーション材料でもあります。次に、できる限り道路の左側端に寄せます。ルームミラーと左ミラーで後方確認と左の目視確認をしっかり行ったうえで、できる限り車両を左によせなければなりません。自転車レーンのある場所ではレーンに入ることはできませんので、状況に応じてできる限り寄せます。さらに注意する点は左折時の速度は徐行を徹底することです。しっかり徐行をキープして自車をブレーキで速度コントロールしつつミラーで巻き込みや横断歩行者の有無、自転車通行の有無を確認し、左折を始め、その後もブレーキで速度コントロールを行い無駄なアクセルを踏まないようにします。
 このように正しい左折技術を意識的に行い、完璧な左折を目指します。

客先後自

私達USTは、お客様に感謝の気持ちを込め、自分中心の「考え」「行動」を行うのではなく、お客様のことを最優先した「考え」「行動」をすること“客先後自”が大切だと考えます。
 そのために必要なことは、まずお客様の立場を思い、どのようなサービスをすれば、気持ちよく感じていただけるかを考えることです。ここで自分の都合のいいように考えたり、行動したりしていては良いサービスは提供できません。
 私達はお客様から仕事を頂いている、という感謝の気持ちを常に持ち、どのようなサービスが喜んでいただけるかを常に考えます。お客様に常に感謝の気持ちを込め“客先後自”の精神で業務に取り組みます。

クルマの最新装備

各自動車メーカーにおける、現在の運転支援システムの開発状況は、トヨタ自動車は、アクセルの踏み間違いによる加速を防ぐ新システムを搭載した車両を発売しています。時速30キロ以上で走行中に急にアクセルを踏んだ場合、前方に障害物がなくても、踏み間違いと判断して加速しません。マツダは、ドライバーの体調悪化をカメラで検知して、車両を自動停止させるシステムを今年発売する新型車から投入します。スバルは搭載された運転支援システムに高速道路のカーブや料金所前で自動減速する機能を入れました。ホンダは人工知能(AI)を活用したシステムを新たに開発し2020年代後半の導入を目指しています。
 私達は職業柄、このような最新機能を搭載した車両に携わる事があります。自身がそのような車両を担当する事になった場合、それらの装備を熟知し、吟味して安全の為に有効なものであれば使いこなしたいものです。新たな技術を結集した車両の性能をフル活用して安心・安全に結びつけます。

業務関連報告

外気導入!
走行中に効果的に換気するには、エアコン外気導入が有効です。このコロナの流行で初期の頃、自動車における換気は窓開けが有効とされていました。しかし、お客様をお乗せして、窓開けでの走行は真冬や真夏には実践することが、ためらわれます。そこで「外気導入」による換気が効果的であると考えます。
 役員車は大半が乗用車であり、乗用車の場合、外気導入口はフロントの附け根にあり、走行中であればフレッシュな外気を取り込めます。トンネルに入る前や渋滞、砂埃の多い箇所では、早めに察知して外気導入から内気循環に切り替えます。
 依然としてコロナ感染が収束しない中、今後も感染防止のために、できることを最大限行っていきます。