日本運行システム

NUS TOPICS(2月号) 2022 年 2 月 1 日

ハザードランプの使い方

 道路交通法でハザードランプが義務付けられている主なケースは、夜間、5.5メートル以上の道路に停車、駐停車するときとなっています。その名のとおり「非常事態」であることを車外の人に向けて示すものなので、実際に故障やガス欠で動けなくなったときなどにも使用します。日常ハザードランプの使用で、よく目にするものは駐停車をする直前での点灯やサンキューハザードと思われます。駐停車直前でハザードランプだけで停車する車両の方を目にすることがありますが、これは危険です。私達USTは周りの交通パートナーに支障を来さぬよう、ウインカー~ブレーキ~停止後ハザードランプ点灯を実践します。
 またサンキューハザードは道を譲ってもらったとき等に使う合図ですが、周りとの走行コミュニケーションを円滑に取れます。中々減らない煽り運転予防にも有効的です。このように、後続車両に対して安全面の考慮や、好印象を与える運転技術は役員運転士にとって重要と考えます。

遅刻厳禁

 極寒のこの時期は、朝の起床時、離れがたい布団のぬくもりが誘惑し、ついつい二度寝・三度寝をしがちな時期であります。しかしながら私達の業務は遅刻をしてしまうと、お客様に多大な迷惑をお掛けしてしまいますので、寝坊・遅刻を重要な事故と当社では捉えております。業務の関係で、睡眠時間が充分に持つことが出来ないこともありますが、それぞれ自分に合った方法を実行して、遅刻を撲滅します。
 様々な遅刻防止方法として目覚まし時計3個以上の使用、家族への協力等、自分に合う起床方法で工夫をこらし寝坊防止を行います。毎朝、気持ち良く起床し、すがすがしい朝を迎え元気よく、業務をスタートできる取り組みをいたします。

車両の大敵 花粉・黄砂・PM2.5・樹液

 車両にとっての大敵である、花粉・黄砂・PM2.5・樹液が飛び交う時期がやってきました。花粉がボディに付着すると、塗装に吸着したまま縮み、塗装を引っ張り、見た目には小さいウォータースポットが無数にできてしまします。黄砂が塗装面に付着しますと、黄砂に含まれている汚染物質が溶けだしシミ等となって塗装面にダメージを与えます。PM2.5は人体の呼吸器系にダメージを与えるだけでなく、車両にも黄砂と同じような悪影響を及ぼします。樹液がボディやガラス面に付着するとベタつきが凄く、空拭きは勿論、水拭きでもなかなかとれません。
 このような飛来物質が付いてしまった時には、なるべく早く、たっぷりの水で洗い流します。飛来物質は、とても細かく車内にも入り込んできますので車内清掃も、こまめに行います。また、これらの有害物質からボディを護る最も有効な手段はワックス掛けです。お客様の大切な車両を日々の努力で護ってまいります。

業務関連報告

車線キープグリーンライン!
 関越道下り東松山IC先、第一走行車線に緑色のラインが引かれています。これは昨年に設置された「車線キープグリーンライン」です。NEXCO東日本によると、キープレフトの促進による渋滞予防やICからの流入車を、正しい進行方向へ誘導することによる逆走対策を目的として設置されました。緑色のラインに法令上の意味は無く管理者であるNEXCO東日本による自主的な設置とのことです。
 混雑時は、少しでも速く進みたいという思いから、つい追い越し車線を走りがちで、右車線への車両集中で渋滞の悪化を招くという悪循環に陥ります。現地は緩い上り坂という渋滞要因を持つ場所なので、このキープグリーンラインによるキープレフトの促進は、渋滞緩和に効果があると考えられます。プロのドライバーである私達USTは渋滞予防のために、率先してキープレフトに努め渋滞緩和の模範になれるよう心掛けています。