日本運行システム

NUS TOPICS(12月号) 2021 年 12 月 1 日

一時停止

 一時停止をしなければいけない場所で正しく停止を行いませんと、危険を察知することが遅れますし、違反運転で指導されることもあります。一時停止とは、車両のタイヤの回転が完全に止まった状態のことです。停止線で一時停止をすることは、誰もが知っていることでありますが、残念ながら一般ドライバーの現状を見ると、守られているとは言い難い状況です。観測データによりますと約65%の車両が、停止線直前で一時停止をしていないとい数字が算出されました。
 私達USTは、プロ中のプロを自覚しておりますので一時停止標識のある場所では、必ず一時停止・完全停止を行い、しっかり停止をして首ふり安全確認を行い、いつでも再び停止できるよう、徐行で前進します。そして二度停止さらに必要に応じて、死角のある場所では三度停止して確認します。

好印象は爽やかな笑顔から!

 笑顔は重要な第一印象の一つです。人が「笑顔と感じる要素は、口角が上がっていること、目尻が下がっていること、上の歯が見えていることなどがあります。しかし新型コロナウイルス感染症の流行で、マスクが生活の必須アイテムになりました。マスクを着用すると、そのうち2つの要素が表現できません。そのためコロナ禍においては、目の表情、アイコンタクトが大切になります。
 「目は口ほどに物を言う」「目は心の窓」などの言葉が示すように、人が誰かに伝える行為において、目の表情は非常に重要になります。マスクを付けていても笑顔が伝わる方法は、目と頬をいつもよりオーバーに動かし、声のトーンをあげて、自然な笑顔に見せるため笑顔の余韻を残すようにします。お客様には場面に適した爽やかな笑顔で対応します。

年末年始長期休暇の車両管理

 年末年始は長期休暇となりますので、休暇明けに速やかに業務に取り掛かれる様、休暇前には十分に担当車両の大掃除を行い、可能であれば休暇中に1回、日常点検を行い、休み明けにエンジンが動かない、お迎え業務に伺えない、などという事態にならない様にいたします。
 そのための注意事項として、ライトや室内灯の消し忘れ、管理車両の周りに倒れてくる・落ちてくる物がないかを確認し、さらにスマートキ―の電池のチェックをいたします。
 休暇明けはUSTにとっての重要業務である年始回り、またお客様によっては、その前に年明けのお迎え業務があります。どちらも年明けの最初の業務として失敗の許されない業務です。この業務に備えて年初めの業務の際は、通常より早く出勤し、管理車両の状態をチェックします。万が一バッテリー上がりなど車両が動かないことに陥っても、本社との連携を計り早めの行動で、お客様に迷惑を掛けない、気持ちの良い一年の初め迎えられるよう万全を期します。

業務関連報告

高速道路変動料金
 国土交通相は高速道路について、混雑時に値上げする変動料金制度「ロードプライシング」を本格的に導入する検討に入りました。繁忙期に休日割引の適用をやめるなど、いまの料金の仕組みを大きく見直します。
 ロードプライシングは、混雑が激しくなりそうな道路や時間帯で料金を上乗せする、料金を安くする時間帯もつくり、利用者を分散して渋滞を減らそうというものです。
 大都市圏の渋滞区間で、時間帯や曜日を区切って導入を検討し、混雑状況に応じて機動的に料金を変えることを想定しています。具体的な区間や時間帯、金額は今後検討するようです。中央道の小仏トンネル付近や東京湾アクアラインなど混雑が目立つところで、2022年以降に休日に試行することを考えています。