日本運行システム

NUS TOPICS(7月号) 2021 年 7 月 1 日

横断歩道止まって歩行者を渡らせるは当たり前

 横断歩道における歩行者等の優先は道路交通法第38条で定められております。しかし歩行者の立場の時に、信号機などのない場所で横断歩道を渡ろうとしても停止をして譲ってくれるクルマは少ないのが現状です。
 私達USTは、歩行者を最優先に考え横断歩道などで横断しようとしている人がいる際には、必ず一時停止をし、にっこり笑顔のアイコンタクトで、手を差し出して他者(車)にも安心と安全を提供することを心掛けます。その為には、他車両の挙動にも注意を払いながら、歩行者などの動きにも十分注意する必要があります。また横断歩道等の手前50mと30mに、ひし形の標示があります。それに加えて標識も設置されています。私達はプロの運転士として道路交通の場におけるルールの徹底は当たり前であり、私達の行動が模範だと胸を張って、常に安心安全をお客様、そして道路交通参加者に提供します。

真夏の身嗜みと車内のニオイ対策

 素肌の上から、直接シャツを着るよりも、インナーとしてシャツを着ていた方が、体温の上昇を抑えられるとのことで、夏の暑さに重ね着は有効な対策です。人間は汗で体温を調節していますので、シャツを着ることで汗を出しやすくすることが、熱中症を予防になります。この季節、各自が工夫しながら、この夏の酷暑を乗り切ります。
 本来、汗は無臭なのですが、肌に付いている細菌や埃、ストレスや食事のバランスが崩れたりすると、臭いを発するようになります。汗臭さは自分では気付かない場合があるので、注意が必要です。汗の臭い対策として、着替えを用意し、洗車後などの汗をかいたあとや、業務の中間あたりに準備しておいた、ワイシャツや肌着、靴下を交換して、臭いを防ぎます。またデオドラント効果のあるグッズを利用も有効に活用しています。

盗難手口最新情報!

 CANインベーダーという盗難手口をご存じでしょうか?スマートキー車両の盗難手法として、これまでは「リレーアタック」というものが主流でしたが、近年はより悪質な「コードグラバー」という手口が台頭してきました。この二つの手口は当社のUSTには説明・対策等を紹介しましたが、またもや新たな盗難手法が登場してしまいました。
 CANインベーダーとは、車のいたるところに通っている「CAN信号」という配線を経由して車両のシステムに侵入し、解錠やエンジン始動などを行う盗難手法です。「リレーアタック」や「コードグラバー」は盗難する車両のスマートキーが発する電波を利用しますが、一方の「CANインベーダー」は、スマートキーの電波を利用せず、自動車のシステムに直接侵入します。対策方法はタイヤロック、又はハンドルロック(物理的ガ―ド)のアナログなものとなります。車両メンテナンスリーダーは担当車両によって異なる、駐車場所の状況を踏まえて最善の対処をしていきたいと考えています!

業務関連報告

バックカメラ義務化! 
 国土交通省は、自動車が後退する際に歩行者らが巻き込まれる事故をなくそうと、車のすぐ後ろを確認できる「バックカメラ」や、障害物の検知システムなどの装置を新車に設置することをメーカーに義務づける方針を固めました。後退する車両によって高齢者や子供などが事故に遭うケースが相次いでおり、機器の活用で死角をカバーする狙いがあります。近く関係規定を改正し、来年5月以降の新型車から順次適用します。
 国は国連の関係会議で車両後方を安全確認する必要を訴え、バックカメラなどの装置を国際基準にすることを提案しました。昨年11月に関係各国からの合意が得られ、日本の事故の教訓が、世界的なルールに発展しました。恥ずかしながら当社では、バックモニターに頼ってしまうと、「真後ろ」の事故は減りますが、角の事故が減っていません。