日本運行システム

NUS TOPICS(1月号) 2021 年 1 月 1 日

厳寒期の安全運行!

 雪道・凍結路走行の心構えは、常に慎重に運転することを心掛けることです。車間距離をいつもよりも多く取り、後車に車間距離を詰められた時などには、さらにスピードを落とし「譲る・守る」という気持ちを保ちます。
 気温の低い日の、早朝や深夜は降雪でない日でも路面が凍結している恐れがあります。特に雨上がりの早朝などは路面凍結があることを認識して走行します。
 凍結路・積雪路では、通常通りの発進をしようとするとスピンを起こしてしまう恐れがありますので、クリープ現象を利用し、ゆっくり発進します。カーブでは、ゆっくり進入し、途中でブレーキを使わないようにし、カーブ出口でも急加速はいたしません。積雪時の路面は、雪の量や走行する時間帯などによって刻々と変化します。道路状況を観察しながら慎重な運転を心掛け、滑りやすいポイントを事前にチェックして雪道に備えます。

準備と段取りを大切に!

 事前に出来る限りの情報を収集をして、細部まで丁寧な下調べをすることは、お客様に気持ち良くサービスを受けて頂く為の重要事項です。私達の仕事においても、十分な準備、段取りをすることが、失敗をしない秘訣と考えます。行き先を地図で確認することや、事前の渋滞情報に気配りすることなどを怠りません。
 1月は年始の挨拶回りや賀詞交歓会など、役員付き運転士にとって繁忙月であり、腕の見せ所の時期であります。そこで年始は、いつも以上に余裕のある運行計画をたて、より正確な状況判断が出来るようにいたします。特に年始の挨拶回りはスケジュールがタイトになることがあり、失敗が許されません。コロナ感染症の影響で例年と違う異例の年始になると思われますが、私達USTは、いつも以上に漏れのない準備と段取りを行い、お客様が気持ち良く新年のお仕事をして頂けるようにいたします。

手洗い洗車の基礎知識!

 手洗い洗車の基本は、まずたっぷりの水で車全体の埃等を洗い流すことです。最初に表面に付着している泥や埃、鉄粉、油脂系の付着物を落とさないと、微粒子によりボディを傷つけてしまうからです。もうひとつの効果として、汚れを浮かせて落としやすくすることができます。ボディを先に洗って、その後にタイヤ、ホイールを洗うと、タイヤ、ホイールについた泥や油性汚れを跳ね上げて、またボディが汚れてしまうので、タイヤ、ホイールは先に洗います。仕上げは、水垂れによるシミを残さないように、しっかり水分を拭き取ります。キレイな車両でお客様に乗車して頂くことも、私達のサービスの一環と考えます。

業務関連報告

新型 トヨタMIRAI! 
 トヨタが「究極のエコカー」と謳う、燃料電池車(FCV)『MIRAI(ミライ)』新型の市販モデルが12月にデビューしました。FCVの市場開拓を命題とした従来型の初代に対し、新型は「 FCVであることは魅力の一部」であるとして、クルマの本質である上質なセダンとして位置付けです。
 燃料電池車は、水素と酸素の化学反応で作った電気でモーターを回して走ります。燃料電池車が排出するのは水だけですので電気自動車とともに、未来のクリーンな自動車社会への期待を担う存在です。
 新型MIRAIのこだわりは「トヨタの最上級セダン」を目指し、後輪駆動、ボディサイズなどが大きく変更されています。FCVを活かした静粛性、室内空間も先進感と高級感を表現し広々としています。先進の安全機能に加えて、災害時の給電機能も装備しています。今回の仕様は、より役員車に採用される可能性が高まったので、NUSとして注目しています。