日本運行システム

NUS TOPICS(12月号) 2020 年 12 月 1 日

年末事故防止に向けて!

 12月は世間が慌ただしくなり、世の中が時間に
追われる雰囲気になります。クルマを運転するドラ
イバーにも「急ぎの心理」が働き、安全確認が不十
分になり無理な割り込みなど、普段では行わないよ
うな危険行為に繋がってしまう傾向にあります。
 私達USTは12月は事故が多発する月であると
意識し、まず初めに「急ぎの心理」を陥らないよう
にします。特に年末年始は他県ナンバーの走り慣れ
ていないドライバーが増えてきますが、周囲に惑わ
されない運転を心掛けます。早めにヘッドライトを
点灯して、歩行者・自転車・バイク等の交通パート
ナーに自車の存在を知らせたり、適宜窓開け行動の
実践で事故防止に努めます。

整理整頓!

 私達USTは車両内の整理整頓を心掛け、トラン
ク内をキチンと整理整頓を行い、助手席も同様に私
物は置きません。トランクは、お客様から見えない
部分ではありますが何時でも、お客様のカバンや荷
物を載せるケースに備え、手を抜かず整理整頓を行
います。
 NUSドライバー20ヵ条、絶対にしない10ヵ
条に「助手席に私物を置かないこと」を掲げていま
す。助手席に私物や地図、資料等を散乱させておく
と、急に乗車人数が増えて助手席を使用する場合に
、スムーズな乗車ができません。また助手席に物が
置いてあると、見た目が悪く、お客様を不快にさせ
てしまう恐れがあります。車内の整理整頓はサービ
スの一環と心得ます。

バッテリー管理!

 年末年始は長期休暇となるケースがありますので
休み明けにエンジンが動かない、お迎え業務に伺え
ない、などという事態にならない様にいたします。
 その長期休暇明けのエンジン始動時に一番、気に
かかるのがバッテリーです。バッテリーは運転せず
に放置しておくと、少しずつ放電してしまいます。
長期休暇明けは、自然放電によるバッテリー上がり
の可能性が高くなります。その他にバッテリー自体
が古くなると、普段エンジンを動かして頻繁に充電
しているにも関わらず蓄電しにくくなります。バッ
テリーの寿命は2~4年と言われていますので、3
年前後を目安に上司やお客様に交換することを相談
をします。

業務関連報告

交通事故 全国で減少でも死者数増加! 
 新型コロナウイルスの影響で、交通量が例年に比
べて減少し、それに伴って交通事故の件数も全国で
昨年より2割ほど少なくなっています。しかし地域
によって死亡事故は、むしろ増えています。
 警視庁によると、今年1~9月の全国の事故は前
年同期より約21%減少しました。しかし1~9月
の交通事故の死者数は全国で約10%減少に留まっ
ています。さらに東京では14%増、愛知・神奈川
7%増ほか石川100%、長崎30%増加していま
す。車の数も事故の総数も減ってますが、原因は交
通量が減ったことで車が速度を出しやすくなってい
ること、さらにコロナ禍で抱える仕事や不安のスト
レスで注意力散漫になり事故に結びつくのではと考
えられています。