日本運行システム

NUS TOPICS(9月号) 2020 年 9 月 1 日

秋の全国交通安全運動

秋の全国交通安全運動の実施期間は、9月21日(月)から30日(水)の10日間で、運動期間最終日の9月30日は「交通事故死ゼロを目指す日」となっています。
 依然として交通事故死傷者のなかで歩行者の割合が高く、子供や高齢者の被害が目立つだけでなく、自転車の事故も多発しています。運動の重点項目には「子供をはじめとする歩行者の安全と自転車の安全利用の確保」などが挙げられています。9月以降は夜間や薄暮時の事故が多発しますので、早めの点灯と上向きライトの活用を呼び掛けます。
 私達USTは日常業務において、ロードリーダーとしての自覚を持ち、積極的に模範的運転で、周囲の交通パートナーへ安全・安心を示し、安全運行を実践いたします。また個人としても、プライベートでの運転時や、自転車での走行時、歩行者のときにも模範的な安全行動を率先します。
 なお、依然として新型コロナウイルスの感染拡大が危惧されています。交通安全講習会などの企画は感染予防対策を徹底する模様です。

挨拶と身嗜み

良い挨拶が出来るか出来ないかで、相手への印象が決まると言っても過言ではありません。その第一印象を良くするために、まずは笑顔で顔を合わせ、腹式呼吸、母音、括舌を上手に活用しての「語先」と状況に応じた角度で、お辞儀をする「後礼」を心掛けます。
 身嗜みに先ず最優先されるのは、清潔感です。身嗜みを整えて、鏡の前で自分の目で厳しく自分の姿を確認し、毎日のスタートさせる習慣を身に付けます。キチンとした服装をすると気持ちが引き締まり、身嗜みを整えることは業務を行ううえで、お客様に失礼のないようにすることを表す、思いやりの第一歩と心得ます。衣替えの時期を迎え、クールビズの終了などに伴った身嗜みの再チェックを行うとともに、自らの挨拶の励行を実践します。

下回りの清掃方法

車両下部の清掃をおろそかにし、そのまま放置してしまうと異音やサビ等の原因となります。汚れやすいタイヤ・ホイール・車両下部の清掃方法は、まず車両下部を放水して洗い流します。タイヤハウスを充分に放水、ゴミ・泥汚れ等を洗い流し続いてマフラーやその他の下回りを洗い流します。次にホイールの清掃、洗剤とスポンジで洗っていきます。ブレーキダスト等の汚れが焼きついてしまいますと簡単には落ちませんので、ホイールはマメに清掃します。タイヤの清掃も洗剤とスポンジで行います。タイヤの油脂分が洗剤で取れすぎてしまうと、早期劣化やひび割れの原因となるので、希釈した洗剤を使用します。キレイに清掃した後は水分を拭き取り劣化防止ゴム表皮保護のためにタイヤワックスを掛けます。タイヤ・ホイールをキレイにしておくとクルマの美観が一段と冴えます!

【業務関連報告】


高速道路一部120キロへ!
警視庁は、高速道路で一定基準を満たす区間の最高規制速度を現行の100キロからから120キロへ正式に引き上げる方針を明らかにしました。
 120キロ走行可能な設計となっている全国13路線21区間のうち、東北自動車道(2区間)、常磐道、東関東道、新東名高速道の計4路線5区間、総延長約322キロで先行して運用される見込みです。なお大型トラックなどは80キロ規制が続きます。早ければ東北道の岩手県の区間は基準改正後まもなく、新東名は本年度中にも実施する見通しです。1963年に日本初の高速道路である名神高速が開通して以来、最高速度が100キロ超となるのは試行を除き初めてです。