日本運行システム

NUS TOPICS(8月号) 2020 年 8 月 1 日

プロ運転士としてのSafety Drive姿勢とは

 私達は運転のプロです。お客様へ運転というサービスを提供して、お客様が満足して、なお且つ評価して頂けることで成り立つ職業です。
 プロ運転士としてのSafety Drive姿勢とは、正しい運転姿勢、ひじが伸びきらず背中が背もたれから離れないように深く腰掛けることで、危険に遭遇した際、咄嗟のハンドル操作やブレーキペダルを強く踏むなどの行動が、より効果のあるものとなります。さらに道路交通法を理解して遵守した運転により、他のドライバーの模範となる運転をすることも大切と考えます。

残留アルコールの注意点!

 呼気1リットル中、0.15mg以上のアルコール量が認められると、罰則の対象となります。体重60kgの人が、中ジョッキ2杯と日本酒コップ2杯を飲んだ場合、個人差や商品差がありますが、アルコールが抜け切るまで、14時間が必要になります。
 私達USTは「運転のプロ」として基本的には平日の飲酒は避けるようにいたします。お付き合いで飲酒する場合には、次の日の業務に絶対に支障の無いように適量に留めます。体調管理も含め、翌日の運行業務に影響を及ぼすような、飲酒は絶対にいたしません。

台風シーズン到来!

 昨年の台風は15号、19号と甚大な被害が出たことも記憶に新しいかと思います。当社でも強風による被害案件があり、管理車両の被害から護ることが責務であると考えます。
 その対策として積極的な情報収集を行うことを行います。台風が近づいて予想進路や勢力などニュース等で情報収集を行い、運行予定への影響を考慮します。また各自治体の発表しているハザードマップを活用し、水没などの被害を防ぎます。通常のルートとは別にアンダーパスや冠水しそうな場所を避けるルートを選択します。これらを踏まえて、お客様の安全と財産である管理車両を護ります。

【業務関連報告】

高速道路ETC専用化検討!
 ETC(自動料金収受システム)を搭載した車でないと、全国の高速道路が利用できなくなるかもしれません。国土交通省は料金所で現金レーンを無くし、将来的に全てETC専用にする検討を始めました。新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐ狙いもあるといいますが、現実的には非搭載車への対応など課題も少なくありません。ETC利用率は全国で93%に上がり、国土交通省はこれまでも高速道路のETC専用化を目指してきました。渋滞抑制にもつながる専用化を、コロナ禍をきっかけに実現させたい考えです。