今年度の安全運転リーダー会議の年間スローガンにある「戒驕戒躁」(かいきょうかいそう)の戒躁を「回送」に置き換え、回送中も無違反・無事故を意識して運行する意図を含んでいます。残念ながら当社の事故件数を見ると回送中の件数が実車中を若干上回ります。「実車中でなくて良かった」という解釈もありますが、回送中は、お客様がいらっしゃらない事による気の緩みによって、安全確認不履行と注意力散漫が起きてしまいがちです。第三者に対する責任は実車中であっても同じ重さがあります。また、「回送中だから飛ばしたんだろう」と言われてしまいます。絶対に事故を起こさない、という意識つまり「安全マインド」がドライバーにとって事故を防止するための最も重要なポイントとなります。自分自身を戒めて、安全マインドを高める「戒驕戒躁」のスローガンに基づき、驕らず、焦らず、騒がず、怒らず、謹んで静かにを心掛けます。