日本運行システム

NUS TOPICS(5月号) 2020 年 5 月 1 日

戒驕戒躁 Safety Drive

 今年度の安全運転リーダー会議、年間スローガンは「戒驕戒躁 Safety Drive」です。戒驕戒躁は“かいきょうかいそう“と読みます。意味は、驕(おご)らず、焦らず、騒がず、謹んで静かに、堅実にです。そして戒躁は「回送」時も無違反・無事故を意識して運行する意図を含んでいます。
 新型コロナウイルス感染及び拡大防止の為に、マスク着用にて運行を行うようになりましたが、「急がない、焦らない、驕らない、怒らない」運転を、しっかり自分の軸とします。現在、今までとは違うイレギュラーな状況となっていますが、その状況を、しっかり理解し対策を講じることにより、昨日よりも今日、今日よりも明日へと安全運行への意識を日々高めていきます。

人間力と考動力で、良い接遇を

 「人間力と考動力で、良い接遇を」が令和2年度のマナ―リーダー会議スローガンです。人間がAIより素晴らしいところは、人間自身が不完全で、不完全だからこそ常に努力し、対策を立てて仕事に取り組む、AIでは醸し出せない温かみのある優しさ提供できる、これが人間力と考えます。「考動」とは、自ら考え明確な意志と目的に基づいた行動のことで、お客様から求められる、先を見据えた行動を「考動」とし、そこから、お客様の信頼を得たいという思いです。接客は、お客様に接して必要なサービスを提供することですが、そのサービスに加えて「お客様は特別です」と態度で示すことが「接遇」になります。「接客」以上のおもてなしを」加え、快適な空間、お客様に「接遇」を感じて頂くサービスを目指します。

「我両点清」見えないところの美しさ

 「我両点清」とは「画竜点晴」を基に当社のスローガンのために作成した造語で、「我(UST)両(管理車両)点(日常点検)清(車両清掃)」という意味です。基となる「画竜点晴」は「最後に加える大切な仕上げ」という意味で、物事に欠かせない「肝」の部分と解釈しています。そしてその「肝」の部分が「見えないところの美しさ」です。
 「見えないところの美しさ」とは、普段お客様が目にされないようなところである、フード内、ボディーの溝、下回り、タイヤハウス、ホイール内側、トランク内、シートの下など隠れた部分です。管理車両を隅々まで手を加えることにより愛車精神を抱きます。 「我両点清」を欠くことのないように、見えないところも手を抜かず、車両清掃をしっかりと仕上げます。

業務関連報告

全国交通安全運動、新型コロナウイルス影響

 今年の春の全国交通安全運動は、新型コロナウイルスの影響により各地で関連するイベントが中止となり、警察は感染予防を徹底し、街頭での指導や取り締まりを行いました。
 新型コロナウイルスの影響を考慮して、一般の人が参加する交通安全イベントを中止にしたり、規模を縮小したりする動きが相次ぎました。4月は新入学児童・生徒の交通事故に配慮したい時期でありましたが、コロナウイルスの影響で学校の休校が続いていて、普段は学校内にいるはずの児童が、自宅待機のため昼間から生活道路で遊んでいるケースがあり運転者の注意が、より必要となりました。