日本運行システム

NUS TOPICS(3月号) 2020 年 3 月 1 日

急がず・焦らず・驕らず・怒らず!

 急ぎ、焦り、驕り、怒りの心理を排除して車両感覚も身に付けていれば、事故は防げます。慣れから来る「だろう運転」は基本から逸脱して、自己流の運転や自己流の確認となり、違反・事故を誘発します。そこに「急ぎ、焦り」が加わると、さらに悪い結末になります。「驕り、怒り」は過信となり「自分は大丈夫」とか「自分だから大丈夫」「自分なら大丈夫」と言う甘い考えになりますので、そのような考えは持たず、絶対に油断しないようにします。
 譲る精神、止まる姿勢、そして防衛運転を行う事で事故は減らせます。「急ぎ、焦り、驕り、怒り」の心理を抑えて、「譲る、止まる、離れる」を心掛けます。

遅刻厳禁!

 当社では、様々な遅刻防止方法を採らせています。目覚まし時計3個以上の使用、家族への協力等、自分に合う起方法を工夫をこらして、まず寝坊防止に努めます。次に注意している事として、適切な時間管理を行う事と余裕を持った事前行動を採ることです。通勤時や待機時間の採り方など、時間に余裕を持った行動を身につけることで、遅刻を撲滅します。
 私達の業務は遅刻をしてしまうと、お客様に多大な迷惑をお掛けしてしまいます。業務の関係で、睡眠時間が充分に持つことが出来ないこともありますが、それぞれ自分に合った方法を実行して、遅刻を撲滅します。

タイヤ交換!

 当社では冬タイヤのコア期間を12月1日から3月31日と定めております。コア期間が終了する3月末はスタッドレスタイヤからノーマルタイヤへの交換となりますが、様々な注意点があります。タイヤ交換をする前に、長期予報を確認し、業務のスケジュールも考慮して交換時期の日程をお客様と相談させていただきます。天気予報、お客様の行先によっては、降雪・積雪を考慮しなくてはなりません。コア期間である3月31日に捉われず、交換日は柔軟に設定をいたします。
 タイヤ交換は業者に依頼するケースもありますが、過信はいたしません。ナットが緩んでいないか、キチンと装着されているか、空気圧は適正かなど確認は怠りません。

業務関連報告

環状交差点「ラウンドアバウト」

 信号機のない環状交差点「ラウンドアバウト」(RAB)の導入で、人身事故がほぼ半減する効果が出ています。環状道を走る車が枝道から進入する車より優先、枝道から環状道に入る時は徐行、環状道を出る時は左端に寄って徐行。環状道を出る時に枝道の横断歩道を渡る人がいれば一時停止などがルールです。
 18年までに整備された66ヵ所のRABが対象の調査では、整備前の年度は人身事故が1年あたり13.7件起きていましたが、整備後は7件に減少したいます。これまで全国で計87ヵ所の設置していますが、適切な場所への整備が推進されるようです。