日本運行システム

NUS TOPICS (8月号) 2019 年 8 月 1 日

後退懸命(バックは命懸け)

 恥ずかしながら、当社の自損事故の半分以上は、後退時に起きています。原因のほとんどは、ドライバーの障害物等の見落としです。このことから、初めての車庫は当然のこと、慣れた車庫でも後退時には、バックモニターのみを頼らず、窓を開けを行い、頭を出して、気配を感じながら低速でクリープ走行を行います。スムーズで上手そうに見える車庫入れより、慎重すぎて下手そうに見られても絶対に、ぶつけないことがプロの仕事と考えます。そのために時には車両から降り、自分の目でしっかりと確認を行い後退を行います。後退懸命(バックは命懸け)「急がず」「焦らず」「手を抜かず」 を実践することで、無事故を目指します。

直前の予定変更にも快く対応!

 スケジュールの直前の変更や、急な休日出勤の依頼は私達の仕事には付き物です。そのような場合に私達USTは、「はい、畏まりました。」とお答えします。お客様に感謝の気持ちを込め、自分中心の「考え」「行動」を行うのではなく、お客様のことを最優先した「考え」「行動」をすること“客先後自” が大切だと考えます。
 休日業務のケースで、どうしても都合が付かない場合は、代わりのドライバーにて代務対応をさせていただきます。お客様のニーズに対応し、当社の信頼を積み重ねていきた所存です。

ゴルフ場での洗車!

 ゴルフ場の洗車場の水道は、地下水、再処理水、工業用水などいろいろな種類の水を使用していて、多くの場合、飲料用の水と違い不純物が多く存在しています。洗車時に、この不純物が多く入った水で洗車を行い拭き取らず、そのまま放置しているとイオンデポジットが出来てしまいます。したがって、ゴルフ場での洗車は、素早い拭き取り作業が不可欠になります。 
 車両全体を瞬時に拭き取ることは不可能なので、テクニックとしては、日の当たる天面を水洗いしてからサイドの水洗いに移り、デポジットが出来ないように天面部分を拭き取り、サイドの拭き取りに移ります。このように工夫を凝らし素早く拭き取ります。

業務関連報告

水玉模様で事故を防げ! 

 水玉模様の路面標示をペイントし、車両の速度抑制を図る取り組みが試行的に始まっています。これは交通事故防止が狙いで、水玉模様は視覚に働き掛けて無意識に減速を促す効果があるといいます。
 この手法は「オプティカルドットシステム」と呼ばれ、楕円形の水玉模様を路上に一定の間隔で描きます。ドライバーは水玉模様が視界に入ると、速度が上がったような感覚になり、自然にスピードを落とすとされます。首都高の埼玉県の一部区間、一般道で水玉模様の標示を導入してますが、良い検証結果が出ることを期待されています。