日本運行システム

NUS TOPICS (7月号) 2019 年 7 月 1 日

顕在的危険、俯瞰的危険を鋭く

交通事故の多くは、ドライバーが危険に対する予知察知を十分に行わなかったり、予知察知した危険に対して誤った判断をしたりすることが原因で発生しています。
 危険を予知察知する能力を高めることが事故防止に結びつきますので、そのために顕在的危険と俯瞰的危険を鋭く捉えられるように努めます。次に起こるかもしれない危険を顕在的に捉え、死角の存在を予測するために俯瞰的に720°の感覚を養います。見えない死角に何かが存在することを予知察知して、安全な措置を採れるような運転を行います。

夏対策・臭い対策!

 素肌の上から直接シャツを着るよりも、インナーとしてシャツを着ていた方が、体温の上昇を抑えられることが、実験結果で分かりました。人間は汗で体温を調節していますので、シャツを着ることで汗を出しやすくするという、暑さ対策を行います。
 汗をかけば、当然臭いが出ますので臭い対策も怠りません。まず着替えを用意し、洗車後など汗をかいたあとには準備しておいた、ワイシャツや肌着、靴下を交換して臭いを防ぎます。デオドラント効果のあるグッズの利用も有効に活用しています。

エアコンについて!

 車内の温度は、お客様が快適な設定にすることを心掛けます。その日の運行時における天候(晴れや雨)日差しの状況により、普段の設定している温度でも、感じ方が変わります。また運転席より後部座席の方が寒く感じる事が一般的です。夏だからと言って設定温度を下げて、後部の座っているお客様が寒く感じることの無いように、出発してから一息ついたタイミングを見計らい、「車内の温度はいかがですか?」とお尋ねして車内温度に気配りします。
 またエアコンを付け始めると気になる臭いが発生しますので、エアコンのメンテナンスをしっかりと行い臭い対策を行います。

業務関連報告

水素社会の実現に向けて!

2020年東京オリンピック・パラリンピックまで、あと1年となりました。自動車メーカーとして、オフィシャルパートナーであるトヨタ自動車は、水素自動車及び水素バスを全面に推していくようです。トヨタ自動車は、オリンピック・パラリンピックオフィシャルパートナーとして3つのテーマを掲げており、最も重要なテーマが“水素社会の実現を核としたサステナビリティ(環境・安全)“というものです。今のところ、水素自動車と水素バスを提供する計画があり、来賓VIP等の重要な大会関係者の移動には、水素自動車を提供する計画もあります。私達USTが、その車両を担当するかもしれません!