日本運行システム

NUS TOPICS(10月号) 2021 年 10 月 1 日

目をつぶって3秒運転できますか

 発進時は左右のミラーを確認してますが、慣れている道路などでは、この安全確認が疎かになる恐れがあります。日中の人が活動する時間帯ではバイクや自転車が必ずと言っていいほど走っています。一回の信号待ちで気が付くとバイク自転車が並ぶことも珍しくはありません。前を見ている3秒間で後方・側方の状況は変化します。周りの交通状況は自分の都合には決して合わせてはくれません。常に自らに言い聞かせて、一つ一つの行動を横着しようとしないで行います。
 大型バスのように、停車、発進のたびに指差確認を行うことが安全運行に効果的ではありますが、我々役員と一対一の空間では、少し差しさわりがあります。そこで、この指差確認を心の中で声を出して都度の全ミラーの確認を続けて行ます。

服装の乱れに喝!

 衣替えの季節になりました。クールビズからの切り替え時期に服装の乱れに注意します。クールビズの期間中はお洒落なシャツを着こなしている方が、沢山いらっしゃいましたが、当社では白無地のシャツを基本としております。お洒落と清潔感は別なものです。当社がお客様に提供したいものは清潔感です。ワイシャツ選びは首回りのサイズと袖の長さ、ジャストサイズのものを選びます。ネクタイは派手なものを避け、紺かグレー系のものを選びます。スーツも紺かグレーで、無地もしくは控え目なストライプを推奨しております。
 私達USTは常に黒衣に徹するべきですので、これらのルールは黒衣に徹する姿勢の象徴です。また服装の乱れは心の乱れの表れです。キチンとした服で、銀座育ちを意識した笑顔の似合う上品な服装と立ち振る舞いを心掛けます。

車内重点清掃

 車内の汚れは靴に付いた砂や土、ドアを開け閉めしたときにホコリが入ってしまう等です。車内清掃のポイントは場所ごとに方法を合わせることです。特別な道具や洗剤がなくても、キレイすることができます。車内清掃の際には車の窓や扉を開けて行います。フロアマットは取り外し、車の外で叩いて付着した砂などを落とします。落としきれなかった汚れは掃除機で吸い取ります。天井は濡れ雑巾で拭き取りますが、あまりゴシゴシ擦ると素材を痛めてしまうので力を入れすぎないよう注意します。エアコンの吹き出し口はホコリが溜まっているので念入りに清掃します。ドリンクホルダーは意外と見落としがちになります。底部分や内側サイドの汚れを落とします。シートや床も、よく汚れてしまう場所でダニやカビが発生していまうとニオイの原因になるので、掃除機や粘着シートを使って清掃します。ハンドル、ダッシュボードも雑巾でキレイにします。コロナ対策として除菌も忘れずに行います。このように美観と衛生に最善を尽くします!

業務関連報告


燃費記録装置 義務化へ
 自動車が実際に走行した時の燃費(実燃費)を正確に把握するため、国土交通省は、燃費を記録する装置を新車に搭載するよう、メーカーに義務づける方針を固めました。業界内で低燃費をめぐる競争が活発になり、脱炭素化への要請も高まる中、メーカーが公表する「カタログ燃費」と実燃費とのずれを指摘する声が高まっていました。国土交通省は関係規定を改正し、早ければ2023年10月以降の新車から順次適用する方針です。
 国土交通省によると、実燃費の測定装置の備え付け方法などは指定しませんが、データを改ざんできないようにすることを要件とし、車内に搭載されたコンピューターに燃費データが記録される見込みで、走行距離と消費して燃料を算出。リアルタイムの燃費データの測定も求められ、運転席の画面に表示してドライバーが確認することも可能になります。