出発・到着時は様々な危険が潜んでいます。出発時は、その出発する場所によりますが、広い車寄せからのケースや、ときには路上にて、お客様に乗車して頂く時もあります。いずれにしても発進する際には、様々な交通パートナーが近づいてくる危険が潜んでいます。到着時も出発のと同じ要素の危険があることとプラス、降車の際にはドアを開けますので、出発時よりリスクが増えます。運転行動における大事な三要素は認知、判断、操作であります。特に「認知」は五感である視覚と聴覚を働かせ、交通状況を素早く判断する重要な要素です。出発時の危険を認知して、事故を防ぐ努力を怠りません。
このように出発・到着時の危険を考慮し、対策として「窓開け」がひとつの有効な方法と考えます。運行時に窓開けを積極的に実践することにより、より多くの「認知」することが可能になり、危険予測を行い「判断」へ結びつけ「操作」を行います。