日本運行システム

NUS TOPICS(10月号) 2020 年 10 月 1 日

Hospitality Driveを考える

 車を運転するドライバーは車の大きさを自分の大きさと錯覚し、歩行者に対して無意識に優越感を抱く傾向があるそうですので、思いやりの心、譲り合いの心を持ち、気持ちに余裕を持って運転することが大事です。
 子どもや高齢者は、意外な行動や予測不能な動きをとることがあります。子どもや高齢者が歩いている場合には、一時停止か徐行をして、安全に通れるようにします。学校、幼稚園、通学路の標識のあるところでは、子供が飛び出してくる前提で一段と注意した走行を心掛けます。
高齢者は加齢に伴う身体の機能の変化により、一般的に歩行が遅く、危険を回避するために、とっさの行動をとることが困難な場合があります。高齢者が歩いている場合には、いつでも止まれるような「おもいやり運転」を行い、事故防止に努めます。

メールと電話の対応!

 私達の業務には「社会的に重要な立場にある」お客様と取り次ぎという重要な場面がありますので、丁寧な言葉遣いや受け答えが常に求められます。例えばプライベート感覚で、かかって来た電話に不用意に「もしもし」と出てしまったり、メールにおいては絵文字で気持ちをお伝えする事は業務中は厳禁になります。
 電話の受け方では、「もしもし」ではなく、「はい○○です」とお答えします。用件は必ずメモを取り、時間や場所など大事な箇所は復唱します。電話を掛ける際も自分の名前を最初に名乗り、「今、よろしいでしょうか?」とお尋ねします。
 メールでの注意点は、件名は必ず入れ、本文は、まず相手先の名前を最初に記入し、最後に自分の名前を記入します。お客様に気持ち良くご利用頂くために自分自身のメールと電話のマナ―に気を付けます。

紫外線ケア!

 クルマにとっても日差しに含まれる紫外線もダメージの元になりますので、人の肌と同様に車両にもUVカットに気配りをいたします。クルマにとって紫外線の影響が最も多く出るパーツはボディの塗装面です。塗装面は普通車で3~5層に塗られており、高級車では5~7層程度の塗装がされています。紫外線を浴びると表面のクリア層の分子結合が壊され、いわゆるボディが色あせた状態になってしまい
ます。他にはヘッドライトの黄ばみ、樹脂パーツやタイヤの劣化、また内装シートの色あせなども紫外線の影響です。
 紫外線対策として、とにかく直射日光を避けることを心掛けています。出先での待機する場合は日陰を探して、出来る限りそこに駐停車します。さらに持ち帰り等の駐車場の選定も屋根付きの物件を推奨させていただいております。

業務関連報告

スマートIC!
 近年サービスエリア(SA)やパーキングエリア(PA)から直接出入りできる、スマートIC(インターチェンジ)が増えています。これはETC(自動料金収受システム)を搭載した車でないと利用できません。なぜスマートICが増えているかと言えば、理由は低コストで出入り口を増設することができ、それがユーザーの利便性にダイレクトに繋がるためです。2020年2月時点でETC利用率は92.7%で高速道路を使うドライバーの9割以上はETCを利用しています。なお、2020年3月時点で開通済のスマートICは全国で136カ所、そのうちSA・PA接続型は87カ所となっていることからも、低コストを武器に普及が進んでいることが見て取れます。